「過払いかな?」と思ったら、早く行動を起こすことが一番です。
相手先貸金業者の破綻あるいは消滅時効によって過払い金返還請求はできなくなってしまいます。
数年前までは、中小の貸金業者相手であっても比較的過払い金の回収は容易でした。
ところが、過払い金返還請求の増加と平成22年の総量規制により、この福岡でも中小貸金業者の廃業があい次ぎました。
大手であっても武富士に象徴されるような破綻や合併・会社分割
アイフルなど「資金繰りの悪化」を理由とする徹底抗戦など、過払い金のスムーズな回収は困難となってきています。
この、数年でも、比較的対応の良かった楽天KCの旧国内信販部門がJトラスト系となり、
KCカードとなって以降、過払い金返還への対応が悪化する・・など貸金業者側にも大きな変化が起こっています。
「もうちょっと早く相談に行っていれば間にあったのに・・・」という事にならないためにも「まず相談!」と行動した方がいいでしょう。
当事務所ではご心配な方にはブラックリストにも配慮しながら、きめ細かにご相談に応じています!
いずれにしても過払い金返還請求で失敗しないためには、「もう少し、早ければ回収できたのに・・・」といったことにならないよう「早く決断する」「とりあえず、相談してみる」ことが一番大事だと言えるでしょう。
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アイフルは、今捨て身の戦略!?
破綻した武富士と同じく、銀行がバックにない独立系消費者金融のアイフル。
同業の武富士が破綻して以降、過払い金返還請求の依頼を受け、取引履歴の開示請求をすると、『伝達達・確認依頼書クライアントへ確認いただきたい事項』と題する文書が一緒に送付されてくる。
この文書、要するに過払い元金の4割なら早期返還に応じるが、これより高い金額を希望するなら訴訟でも徹底的に争いますという趣旨である。
現にアイフル相手に判決を取ろうとすると、執拗な引き延ばし作戦に出てくる。
口頭弁論期日は、数ヶ月に及び判決が出ても控訴してくるので、1年以上かかるケースもある。
平成21年9月「事業再生ADR」の適用を受け、経営の立て直しを図ってきたアイフルだが、ここにきて一段と破綻の可能性が高まった?とも噂されている。
和解交渉の電話をかけてくるアイフルの社員が「訴訟にすると、リスクが高くなって間に合わないかも知れませんよね」というようなニュアンスで迫ってくるのである。
過払い金を減額させるために今、捨て身戦術のアイフル!!
いずれにしても相当に急がなければ、過払い金の回収は困難となりそうです。
任意整理については、取引の長い顧客には将来利息カットでの分割払いにも応じているが、年数の短い顧客の場合はケースバイケースとなりそうですある。
楽天カードかKCカードかで明暗分かれそう!
楽天KCは旧国内信販が母体の会社であり、05年に楽天が買収した会社である。
平成23年6月、楽天は楽天KCの事業を「楽天カード部門」と「KCカード部門」の2つの事業に分割すると発表した。
23年8月1日、「KCカード」部門はJトラストに譲渡され、「楽天カード」部門は楽天クレジットに吸収された。
旧楽天KC時代には、過払い金返還でも訴訟なら満額対応、任意整理にも受任後の利息・損害金カット、将来利息カットで最長60回までの分割払い対応で応じていた。
しかし、会社分割後は「KCカード」になるか「楽天カード」になるかで対応が大きく異なってくる可能性がある。
「KCカード」が譲渡されたJトラストは、ネオラインキャピタル傘下の会社であり、今後の過払い金返還・任意整理は困難をきわめることになるだろう。
「楽天カード」ならば、長期分割・利息カットにも応じてもらえる見込みがある。
今後、発送される請求書で自分のカードがどちらになったのかを確認して、今後の債務整理・過払い金請求を検討する必要があります。
三菱東京UFJグループであり、当面は問題なさそうだが・・
平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下により業績は悪化しており、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている
任意整理について取引年数の長い顧客の場合には、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の分割払いにも応じている。
借入期間が短い場合(半年~2,3年)・当初から法定金利の場合は将来利息カットは困難な場合が多い。(あとはケースバイケースでの対応と考えられる)
永久不滅ポイントでおなじみクレディセゾン。所属していた巨大流通・不動産グループであったセゾングループが2001年に解体した現在においてもクレジット業界トップクラスである。
セゾングループが平成13年に解体した現在においても、旧セゾングループ各社及び西部グループの結節点とも言える存在。これは、旧セゾングループ各社と提携したカードを発行し、西武グループとの提携カードも発行していることから。
福岡の方にとって馴染みが深い「西友」でのお買い物。
クレディセゾンには、かつて発行されたカードにより、ショッピングだけでなくキャッシングを利用されていた方も多い。
過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下によりセゾンの業績も悪化しており、過払い金請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
過払い金への対応は任意での和解交渉の場合、22年ころまで利息カットでほぼ満額での返還であったが、最近は7割程度の返還提案となっている。返還時期は他社と比較すると早く、3ヶ月程度の予想。
訴訟の場合にはほぼ満額も可能だが、訴訟提起・期日決定等に日時を要するため和解での返還より1~2ケ月程度返還は遅くなる。
任意整理については、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の分割払いにも応じている。
しかし、借入期間が短い場合あるいは当初から法定金利での取引の場合は、難色を示すケースも想定される。
アイフルに吸収合併されたライフ。過払いでもショッピング残だけ切り離されて相殺ができなくなっています。
独立系消費者金融のアイフルに吸収合併されてしまったライフ。
合併前はキャッシング取引で過払い金が発生していれば、ショッピング(立替金)残があっても相殺(差し引き)することができました。
しかし、23年7月の会社分割及びアイフルグループの吸収合併により、まったく別の債権となってしまったのです。立替金はライフカードへ、キャッシング部門のライフはアイフルに吸収合併されたから。
キャッシング残がある方、過払いを請求したい方はアイフルに取引履歴を請求することになります。
したがって、対応はアイフルのライフ部門が対応しているが、過払いについては大幅な減額要求あるいは訴訟での執拗な引き延ばし作戦等、アイフルと同様の見込み。。
いずれにしても相当に急がなければ、過払い金の回収は困難となりそうです。
任意整理については、取引の長い顧客には将来利息カットでの分割払いにも今のところ応じているが、年数の短い顧客の場合は困難でしょう。
三井住友フィナンシャルグループのプロミス。2006年中間決算で過払い金急増により赤字に転落。2009年には社員700名のリストラを行ったとされるが、バックに銀行があるため当面の問題はなさそうだが・・・。
2010年には子会社化した福岡の三洋信販(ブランド名ポケットバンク)を吸収合併、2011年にはアットローンを吸収合併した。
平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下により業績は悪化しており、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合、5割程度の返還。返還時期も6ケ月から8ヶ月後と長い。
請求書を送って和解交渉開始にたどりつくまでに2ヶ月以上かかるため、訴訟の方が有利。
訴訟の場合にはほぼ満額も可能だが、返還時期も訴訟対応のため和解より遅くなる。
過払い利息・分断・時効・タンポート・クラヴィスからの切り替え等争点のある訴訟には徹底抗戦してくる。
訴訟上の和解に至らず、継続して終結を目指す場合は長期化も予想される。
任意整理について取引年数の長い顧客の場合には、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の分割払いにも応じている。
借入期間が短い場合(半年~2,3年)・当初から法定金利の場合は将来利息カットでの和解は困難な場合が多い。(あとはケースバイケースでの対応と考えられる)
2010年9月28日、武富士は会社更生手続開始申立をして事実上破綻した。更正計画案が決議に付されているが、いずれにしても過払い金回収の道は見えなくなった形である。
破綻の前年である平成21年12月、武富士は任意整理や再生で返済中の債権を武富士トラスト合同会社へ譲渡した旨通知していた。
「判決に基づく強制執行を回避する意図か」とも思われる対応だったが、執拗な過払い金減額交渉をするでもなく、訴訟でもほぼ満額で妥結し、過払い金を返金していた。
「過払い金が支払日に入金されていない?」という事態もでてきた1ヶ月後くらいにとうとう「武富士破綻!」のニュースが・・。
一般更生債権弁済計画表(過払債権)抄本によれば、更正計画が認可されると、過払い利息も含めた確定債権額の3.3%が認可決定から1年以内に支払われる。
破産になれば、弁済率はもっと低くなるようなニュアンスを管財人は匂わせているが、全ての資産を配当に回せば弁済率は上がるという説もあり。
いずれにしても武富士に対し過払い金返還請求を行うことはできなくなりました。
現在、各地で武富士の役員・創業者一族に対し損害賠償を求める訴えが起こされています。
福岡でも平成23年9月20日に第2次訴訟が提起されます。今後の行方を見守りたいところです。
任意整理について、破綻前から引き直し計算後の残債務について将来利息カットにも経過利息カットにも応じなかった武富士。計算表が送付されてきて利息制限法に基づく債務がいくらなのか、確認できた方も多いのではないでしょうか?
計画的に返済を進めていくしか方法はなさそうです。
総負債額が多い方は、自己破産・個人再生といった債務整理の方法を検討することもできます。
みずほフイナンシャルグループが筆頭株主であり、当面は問題ないよう・・
信販業界大手であり、オートローンではトップクラスであるが、平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加とグレーゾーン金利廃止等により業績は悪化しており、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合、5割~7割程度の返還。返還時期も半年から7,8ヶ月後程度の予想。
訴訟の場合にはほぼ満額も可能だが、返還時期は半年から7,8ケ月後程度の予想。。
任意整理について、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の分割払いにも応じている。
現在のところ、残債にもよるが長期分割払い(60回まで)にも応じる。
福岡地場の大手消費者金融だった三洋信販(ブランド名ポケットバンク)だが、子会社化された後、2010年にプロミスに吸収合併された。任意整理・過払いともプロミスが相手先となる。
ATMは、プロミス機を数年前から使用している人がほとんどである。
もともと三洋信販とプロミスに契約があった方は、別口の契約として対応していくことになるが、どちらかが過払いとなっていれば、相殺(差し引き)することも可能。
平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下により業績は悪化しており、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合、5割程度の返還。返還時期も6ケ月から8ヶ月後と長い。
請求書を送って和解の交渉開始までに2ヶ月以上かかるため、訴訟の方が有利。
訴訟の場合にはほぼ満額以上も可能だが、返還時期も訴訟対応のため和解より遅くなる。
分断・時効等争点のある訴訟には徹底抗戦してくる。
訴訟上の和解に至らず、継続して終結を目指す場合は長期化も予想される。
任意整理について、取引年数の長い顧客の場合には、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の分割払いにも応じている。
借入期間が短い場合(半年~2,3年)・当初から法定金利の場合は将来利息カットでの和解は困難な場合が多い。(あとはケースバイケースでの対応と考えられる)
三菱UFJニコスは、旧日本信販が変遷の後、UFJ銀行傘下となり、現在は三菱フィナンシャルグループの子会社となったものである。国内最大のクレジット会社である。
大手メインバンクも控えており当面の問題はなさそうだが、過払い金請求が始まった当初、任意による和解交渉でも早期満額返還であった頃と様変わりしている。
平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下、金融状況により業績は悪化しており、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合対応は遅く、大幅な減額を要求され5割~7割程度の返還。返還時期も3ケ月~4ヶ月後。
訴訟の場合には、ほぼ満額以上も可能だが、返還時期も訴訟対応のため和解より遅くなる。
任意整理について、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の長期分割払いにも現在までのところ応じている。
レイクはGEコンシューマー・ファイナンス株式会社として米GEの金融事業を展開していたが、貸金業法改正に伴う金利引き下げや過払い金返還請求の増加によりGEが撤退。
新生銀行の子会社となり、2009年4月に新生フィナンシャル株式会社と商号変更している。
バックに銀行があるため当面の問題はなさそうだが、高止まりする過払い金返還への対応は厳しくなってきつつある。
以前は任意の和解交渉でもほぼ満額の回答が得られたが、過払い請求への対応も依然と比べ厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合、5割~8割程度の返還。返還時期も3ケ月~4ケ月程度。
訴訟の場合にはほぼ満額以上も可能だが、返還時期も訴訟対応のため和解より遅くなる。
任意整理について、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の長期分割払いにも現在までのところ応じている。
ディックファイナンスがアイク・ユニマットを吸収合併しCFJ株式会社となり、更に組織変更して合同会社となった。大幅な減額を要求して早期の和解を強硬に主張する傾向がある。
アイク・ユニマット・デイックの時代からの取引も通算して一連計算が基本だが、
マルフク・タイヘイからの資産譲渡による債権譲渡分については徹底抗戦される。
平成18年から増加の一途をたどってきた過払い金返還の引当金増加と総量規制による貸出し低下により業績は悪化しており、過払い請求への対応もかなり厳しくなっている。
任意での和解交渉の場合、大幅な減額請求をされるため訴訟の方が有利と考えられる。
訴訟の場合にも早期解決希望の場合、8~9割以上の返還、返還時期は3~5ケ月程度。。
任意整理について、引き直し計算後の残債務について経過利息請求される。
借入期間が短い場合(半年~2,3年)・当初から法定金利の場合は将来利息カットでの和解は困難な場合が多い。(あとはケースバイケースでの対応と考えられる)
三井住友フィナンシャルグループの傘下となっていた、オーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオークが合併して発足した会社(存続会社オーエムシーカード)。
過払い金返還請求が相次ぎ、カード業界の経営環境が厳しくなるなかで、2011年5月三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となった。
業績の悪化、過払い金引当金不足を理由に任意和解での過払い金返還交渉は悪化の傾向。
大手メインバンクも控えており当面の問題はなさそうだが、過払い金請求が始まった当初、任意による和解交渉でも早期満額返還であった頃と様変わりしている。
最大の問題は取引履歴開示の遅さである。最も遅い業者に属し、履歴開示までに5ヶ月程度を要する。
任意での和解交渉の場合最大でも7割程度の返還。返還時期も遅いので訴訟の方が有利。訴訟対応でも7割での和解案を出してくるが、訴訟進行によりほぼ満額も可能。
任意整理について、引き直し計算後の残債務について将来利息カット後の長期分割払いにも現在までのところ応じている。
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